子猫 10匹
柴犬(しばこ)
推定16才
チョコ (仮名) うめこ(仮名)
19才
12月12日
に老衰で死亡。
(H24/
9/21
保健所引取)
12月25日
に病気で死亡。
2月21日
に老衰で死亡。

保健所引取)


柴犬(柴子)推定16才は12月12日夜に天国へと旅立っていきました

2年前、宮城県内の民家に迷い込み、住民からの通報により、保健所に収容されていました。
現場へ引取りに行った保健所の方の話では、体は臭く、酷く汚れ、まるでボロ雑巾の様で爪も延び、身動きをしなかったため、死んでいると思ったそうです。
数日間放浪し、空腹に耐えて過ごしていたと思われます。
フィラリア(重度の+)で予防歴も無く、身体に触れられることを嫌がり、人間を怖がる様子から、愛情を受けず、粗末に飼われていたと、推測していました。
柴子は、重度のフィラリアと、高齢なことから里親さんは探さず、終生面倒を看ると決めて引取った子です。
柴子は、とても大人しく吠えることもしない物静かな性格の可愛い子でした。
天国にいるみんなへ…
柴子は、大人しい子なので、優しく遊んであげてね。


亡くなったチョコのこと
チョコ(当会改名)♂は切れた鎖をひきずり放浪して捕獲され、保健所に収容されていました。
飼い主からの捜索の届出も譲受希望者からの連絡も無く、収容最終日にアニマルピースの預かりボランティアの駿河さんが、遠くから時間を掛け、保健所に迎えに行ってくれました。

チョコは太いくさりを首に巻かれ、くさりは重く、さびていたそうです。
長い間 外飼いで 放置されて自由の無い生活を送っていたのかもしれません。
チョコが行方不明になって、なぜ心配しないの? なぜ必死になって探さないの?
チョコは、保健所から引取って1カ月後の12月に亡くなりました。
フィラリア陽性、重度により進行していて腹水が溜まって、末期状態になっていました。
咳もしていて息も苦しそうだったそうです。
治る病気なら治してあげて里親さん探しをするつもりだったのですが・・・。
チョコが亡くなる少し前に預かりさんに連れられ、募集会場に遊びに来たとき、
元気そうだったチョコの様子から、こんなに早くお別れになるとは思いませんでした。
(写真:預かりさんの家族と散歩する様子)
飼い主から突然の電話
チョコが亡くなって、2カ月が経った今月16日にチョコの飼い主を名乗る女性から連絡がありました。
(行方不明となった場所や特徴から飼い主に間違い無いようです)
行方不明になって探さないのは自らの意志で殺したものと同じことです。
女性は、保健所に届出をしていたのに連絡が無いと不服そうに言っていました。
保健所への連絡は居なくなってからいつされましたかと質問に、
女性 「1カ月してからかな〜 鎖が切れて、居なくなって、その内に帰ってくると思ってたんだけど帰ってこなくて」
女性は番犬が欲しくて、知人から譲り受け、フィラリアの予防はしていなかったそうです。
女性の娘さんが、次の犬を飼うために、アニマルピースのHPを観て、偶然、掲載されているチョコを見付けたそうです。



(当会改名 うめ) メス19才 2月21日(金)朝に天国へと旅立ちました。
1年前に介護の世話の困難と、老いて亡くなる姿を見たくないと飼い主に連れられ、保健所に持込まれました。
(写真)引取った当初のうめちゃん
平成25年3月1日、保健所から引取り、うめちゃんがアニマルピースに来た日。

19才という高齢で放棄され、うめちゃんは、引取った当初から足の筋肉が衰え、
上手く歩くことが出来ませんでした。
うめちゃんが自由に歩けるスペースを作り、転んでも痛くないように(繰り返し洗濯の出来るラグタイプのジュータン)を敷いていました。

介護の日々
引取ってから約1年
うめちゃんの調子の良いときは、自力で歩いていたのですが、バランスを崩し転倒してしまうと、起き上がれなくなって、寝ている姿勢を嫌がり、手足をバタバタともがき、思うように身体を動かせない不満といら立ちでストレスになって、鳴いて訴える(叫ぶ)が日常でした。
▲眠っている時間が短く、補助の手助けと寝るの繰り返しのサイクルが短く、支える方も必死で腰痛地獄でした

他にもやることが山積みで、うめちゃんに長い時間、付き添うことが出来ず、ときどき補助車に乗せていましたが、心地良くして大人しくしているときもありましたが、その日によっては、補助車に乗せていても、鳴き叫んで、訴えることも多くあり、真夜も何度も起こされ寝不足になることもありました。

苦労の日々
他の用事(作業)もあって、少しの間、うめちゃんから離れて戻ると、排便した上に体で踏み付け、うんち塗れになり、排尿のときは、体は濡れて、敷いていたジュータンは排泄で汚れ、洗濯の繰り返しでした。

保護犬猫の世話、毎週行う募集会、相談の対応など、ハードな状況の中、どんなに介護が大変でも、うめちゃんになるべく苦痛、負担を掛けないように私が頑張れば、その分長く過ごせるように、心掛けていました。

でも、介護の疲れは私の体にも影響を及ぼし、前から患っていた腰痛が悪化してしまい、自分自身が歩くことも辛くなってしまい、体調が悪くなったり、精神的なストレスにまで発展し、睡眠不足も続き、心が休まる事のない過酷な日々でした。
いつも忙しくして余裕が無く、イライラしてうめちゃんを強く叱ったこともあり、
ゆっくり接してあげられなかったことがうめちゃんに申し訳無い後悔があります。

最後に

本当は飼い主さんがうめちゃんの最期まで面倒を看て飼い主さんの腕の中でうめを看取ってほしかった。
高齢になると、「保健所に出せばいい」と殺処分を依頼に持ち込む飼い主が多いいそうです。
介護の世話を含め、一生の面倒、最期を見届ける覚悟が持てないのなら飼うことを止めて下さい。
高齢になると、足腰が弱くなったり、痴呆の症状がでるかもしれません。 
それでも、きちんと面倒を見ることが出来ますか?  外出や旅行も制限されます。

犬を飼うという事はそれだけ重い責任を負うということなのです。


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