ポチャ(高齢)、女の子 5月1日に死去
保健所から引取って、我が家に来てから2年  
骨盤骨折、両目視力が無く、腎臓病の症状がありました。

交通事故により骨盤の骨が折れていて骨盤が変形し、便の通り道が狭くなっていました。
保護してから約2年間、歩行には問題が無く自力で排便をしていましたが、今年になってから何度もトイレに行って排便姿勢を取りますが、加齢によって筋力が低下し、排便時に踏ん張る力が無くなり便の通過がスムーズに行われず排便障害を起こしていました。
便を出やすくするための下剤のシロップを飲ませていましたが、堅い便が便の通り道を塞いで数日便が出にくくなり、お腹が張ってくるなどの症状がみられ、食欲は落ち、食べたご飯を吐いたりすることもありました。
そのため、週4日おきに、病院へ排便の処置に通っていました。

排便の処置
堅くなった便を指で揉み解(もみほぐし)軟らかくして便を掻き出す処置をしてもらっていました。
猫にとって、とても負担のかかる処置になります。
骨盤骨の狭窄などの場合は、狭くなった骨盤を広くする外科的処置を行う場合があります。

事故後に適切な治療をしていれば排便障害が起きることは無かったと思います。
特に外に出る猫は交通事故の被害に遭いやすくなります。
重症になると手術が必要になることがありますので、早期の診断・治療が必要です。
ポチャちゃんは腎臓も悪く、通院のための移動や診察待ちで長時間ケースに入れることがポチャちゃんに負担を掛けることになるため、1年前から毎日、自宅で獣医師の指示の下、皮下点滴をしていました。
【獣医監修】猫の腎臓病(腎不全)とは?症状や治療法、予防方法を徹底解説 他者のサイトより