猫がストレスを感じる大きな要因は「生活環境」「苦手な刺激」「人間の接し方」
生活環境(移住の変化、引越し)
・親、きょうだい、仲間と離れることが大きな要因です。
 譲渡後3日間 寂しさや不安から鳴く子もいます。
 
新しい猫の仲間入、相性のあわない猫同士の同居
強い子弱い子の関係でいじめられたり、月齢が違う場合は体格、運動能力に差がでるので、仲よく遊んでいるように見えても、一方がストレスを感じ互いの存在がストレスになったりします。
家族構成の変化(家族が増える・減る)
・移住、引っ越し、リフォーム、家具の変化
・外からの来訪者

苦手な刺激
・アロマや香水、芳香剤など、猫にとっては強力すぎることがあります。
・大きな音 ・聞き慣れない音 
 外猫のケンカ声 ・発情期の声 ・近所の工事、オートバイの空ぶかしなど

人間の接し方
・甘えん坊の猫は、構ってもらえないことや、お留守時間が長いなど、一緒に遊んでもらえないことがストレスになります。
・コミュニケーションを好まないときの無理な接触はストレスになります。

◆猫のストレスによる体調の変化
ごはんを食べなくなる(胃腸炎による食欲不振)・急激な体重減少

トイレ以外での粗相
環境の変化によるストレスが影響しているのかも知れません。

真空行動(急に走り回る)
移住後から数日間に一時的に見られる行動です。
真空行動とは、猫が急に家中を走り回る行為のことを言います。
夜中に起こることが多く、特に若い猫に見られます。
これは、有り余ったエネルギーを一気に発散させることで、ストレスを解消する行為なのです。

猫ちゃんのストレスサイン、見逃さないで!【獣医師が解説】 外部情報

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