車にはねられ助けられた猫 さば吉くん(続編)
今年1月18日に車にはねられ、病院で一泊入院をして、翌日に菅原家で保護することになり庭の一角に造ったサンルーム内で保護していました(前編に詳細有)
さば吉くんは不妊手術済みの目印の耳にV字カットがされているため地域住民のボランティアさんによってエサやトイレの管理、お世話されていた地域猫さんと思われます。
エイズ・白血病検査のための捕獲
保護した日から3ヶ月が経過した4月17日に、さば吉くんのエイズ・白血病の検査と伝染病の予防接種のため、さば吉くんを助けてくれた女性の方に病院への搬送の協力をお願いをしました。
検査の当日、さば吉くんは警戒して逃げるため、事前に準備した魚釣り網に洗濯ネットを縫い付けて加工した網を使って網に入れたまま病院へ搬送してもらいました。
エイズ・白血病検査の結果は陰性でした。
捕獲のときにストレスを掛けてしまったので、しばらくの間、刺激しないようにしていましたが、私が近付くと気配を感じて以前より警戒心が強くなって逃げるようになりました。

他の子達と一緒にするために5月29日から連休中に他の保護猫との喧嘩が起きないよう観察をしていました。少しづつ馴れてくれていますが5月4日(現在)部屋の中にはまだ入れないでいます。



車にはねられ助けられた猫(前編)
今年1月18日に国見小学校近くの壽德寺の前の交通量の多い道路で、猫が車にはねられた直後で大量に出血をして、その場から動けなくなって倒れていたところを家族と外出をしていた女性がその場面に遭遇して咄嗟の判断で猫を抱きかかえて、近くの動物病院へ搬送しました。
猫は抵抗したり威嚇をする元気も無かったそうです。
レントゲン検査では、幸いにも骨盤や顎、頭部の骨折は無かったのですが顔面の傷から大量の出血をしていました。マイクロチップ挿入の確認はありませんでした。
病院へ搬送した日は治療を施し安静の為一泊入院となりました。
事故の当日に相談を寄せられ入院した翌日19日に菅原家で保護することになりました。
ペースト状のご飯をあげても4日間飲まず食わずが続きましたが現在はドライフードも食べてくれるようになりました。

人に馴れてくれる様子は無く、近付くと隠れてしまいます。
慣れてくれるまで時間がかかりそうです。
馴れていない為、新たな場所から逃げられて二度不孝にされる心配があるため里親を探す予定はありません。
飼い主が現れなければ生涯、菅原家で面倒を看ます。名前は、さば吉 オス 年齢不明

長い期間、外で暮らしていた猫をケージの中に閉じ込めて保護すると、自由が無くなりストレスになって体調不良になる心配があるので、庭の一角に造ったサンルーム内で保護しています。
寒さをしのげる様に、保護犬が使用していた小屋中にキャリーケースを置いてパネルヒーターを入れて暖かく過ごせるようにしています。
病院搬送時に、無理に捕まえたりするとストレスを与えてしまうため刺激しないようキャリーケースに猫が入っている時に扉を閉めるだけにしたいのでハウスをキャリーケースにしています。
地域猫と思われます。
保護した猫さんは不妊手術済みの目印の耳にV字カットがされているため地域住民のボランティアさんによってエサやトイレの管理、お世話されていた地域猫さんと思われます。
保護から1ヶ月経過したらエイズ・白血病検査をして陰性のときは、他の猫さんと一緒にして、ストレスがかからないか観察して決める予定です。

野良猫が受ける被害
「ゴミを荒らす」「花壇や畑を荒らす」「鳴き声がうるさい」「猫が増えた」「餌やり行為」「猫が嫌い」などで被害に悩んでいる人から猫を虐待、毒殺の危害を加えられることが各地で多く発生しています。
仙台・青葉区花壇で猫の不審死が相次ぐ 毒性の強い薬物検出で警察が警戒を強化他者のサイトより

野良猫が増える原因
「捨てる」「迷子にさせる」「放し飼いにする」「望まない命を増やす」「不妊をせずに餌をあげる」人間が野良猫を増やす一番の原因です。
野良猫を増やさないために一人ひとりが意識を変える必要があります 当サイトより

春は「発情が始まり」「繁殖」「出産」「鳴き声によるトラブル」「猫同士のケンカ」「家出猫」「迷子猫」「捨て猫」が増える季節です 当サイトより

『捨てられた猫』に降りかかる不幸8つ 他者のサイトより

無責任な人間の都合で 野良猫は過酷な状況におかれて、 寒い日、暑い日、お腹を空かせて、 体調不良でも頼れず孤独と危険がいっぱいの中優しい人を探して、庭を眺め懸命に生きて安住まであと一歩のところで不運に心ない人間からの仕業で命を落とすことになります。
子猫の場合は里親が見つかる確率は高いのですが、捨てられて一歳以上になると里親との出会いが無く、保護施設にも恵まれず、不妊手術の繁殖の制限をして地域猫としてお世話しても過酷な一生を数年で終えてしまいます。
現在 自宅で保護している家族募集中の子猫5匹と一般譲渡が難しく、貰われにくい高齢猫や持病や障害を持っている猫を合わせて25匹と犬1頭を保護しています。
飼育崩壊を防ぐため保護頭数の制限をしています。
私自身の身体や年齢も考え、猫の生涯面倒看れる高齢猫、譲渡可能な子猫以外の里親譲渡の難しい人馴れしていない若齢猫は一生面倒を看れる自信が無い為、受入ることに心配があります。
猫嫌いや猫害に悩む人達の理解を求めて地域猫活動を成功させる事は非常に難しく、過酷の中で生きている野良猫を駆除、殺処分、虐待、毒殺から守るために、カーポートを柵で囲って、少しづつ受入れて不幸な野良猫が増えないよう願っています。