犬の多くは、雷や花火、太鼓などの大きな音が苦手
6~9月は雷が多い時期です。
花火大会や夏祭りなどもこの時期に多く行われます。
恐怖にかられて震える、吠え続ける、犬によってはけいれんを起こすこともあります。 |
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体調不良になる犬は必ず受診する
けいれんを起こした犬や、雷がおさまってもずっと震えが止まらない犬、下痢・嘔吐が続く犬は、必ず動物病院を受診するようにしましょう。
特にもともと持病のある犬や、心臓が弱い犬は受診してください。
雷や花火で具合が悪くなる犬については、スマートフォンなどで様子を動画で撮影しておくと診察で役立ちます。 |
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怖がらないための対策
雷や花火の音からできるだけ遠ざけるために事前に家中のカーテンや雨戸を閉める。
ラジオなどを大きめにかけて、少しでも音がしないようにしてあげる。
室内に愛犬の安全な場所を確保する
外飼いの犬は早めに家の中に入れてあげましょう。
脱走のリスクも高まるため、この機会に家の中で飼うようにすることをお勧めします。 |
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脱走や迷子に注意・室内犬も油断は禁物
花火の音に驚いて、パニックになった犬が遠くに行ってしまい、見つからないことや、事故に遭う悲しいケースも決して少なくありません。
・散歩中に雷に遭遇し、びっくりして首輪から抜ける。
・リードが離れる。
・パニックになって網戸を壊して外へ飛び出す
・犬は思わぬ行動をとることがあります。
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逃げ出してしまい、迷子になる犬が増えることから、注意を促す自治体もあります。
迷子札とマイクロチップはつけておくようにしましょう。
旅先の花火大会、外出先で犬を迷子にすると見つけられる確率が低くなります。
できれば連れて行かないほうが安心です。 |